近所の消防署で開かれたチャリティーイベントへ行ってきました!
消防士さんがパンケーキを焼いて朝食をふるまい、参加者がそれに対して寄付をするというイベントで、毎年10月に行われています。
子供って日本でもアメリカでも消防車や消防士さん大好きですよね。
アメリカの消防士さんってとってもフレンドリーで、こういうイベントには消防車に乗せてくれたり、気軽に記念撮影に応じてくれます。
このイベントではパンケーキを焼くだけじゃなく、火の扱いや交通ルールに関する教育的な展示物もあったりして、子どもも大人も楽しめました。
写真付きレポートでお送りします。
消防士がパンケーキを焼いてくれるチャリティーイベント
このイベントは消防士さんたちがパンケーキを焼いてくれて、それを食べるために集まった地域住民から寄付を募るというチャリティーイベントです。
消防署に設置されたホットプレートで、消防士さんたちが次々とパンケーキを焼いてくれました。
パンケーキはイベントに協賛しているスポンサーのホテルから、業務用のものが提供されているそうです。
パンケーキのほかに、ホテルの朝食によく出てくるような薄っぺらいソーセージ、カットフルーツ、コーヒー、オレンジジュースがふるまわれました。
フルーツやオレンジジュースは近所のスーパーマーケットから提供されているとのことでした。
地域の企業もこのイベントに協力しているというわけですね。
参加者の寄付は強制ではなくて自由ですが、アメリカ人ってこういうイベントでどかっと寄付をする人が多いので、結構お金が集まったんじゃないかな?私たちも微力ながら寄付をしてきました。
消防士さんたちが焼いたパンケーキは、普段消防車を収容している車庫で食べます。
地元のボーイスカウトの子どもたち(写真中の制服を着ている子供たち)が飽き皿やごみを拾って集めるボランティアをしています。みなよく働きます。
このイベントは朝7時半からやっていて、私たちは8時過ぎに行きましたが、すでにかなりの人が集まっていました。
ホテルの朝ごはんでよく出てくる業務用のパンケーキなので、味はまあ特別おいしいというわけではないですが、消防士さんたちが焼いてくれたパンケーキを消防署で食べる経験なんてなかなかできないのではないでしょうか?
消防車が会場に展示してあって自由に中に入れる!
このイベントでは消防車が敷地内に展示してあって、運転席に入って写真を取ることが出来ます。
日本でもアメリカでも、特に男の子は消防車大好きですよね。
うちの息子(3歳)も消防車大好きなので、会場に到着して消防車を見た瞬間から「乗る!乗る!」と言ってずっと興奮していました。
消防車って間近で見ると、めちゃくちゃデカいんですよね。
子どもたちを前に立たせて記念撮影すると、こんな感じ。デカいです。
運転席の中にも入ることが出来ます。
運転席内にはいろんな機器が詰め込まれていて、狭い!
シートには「Pierce」というロゴマークと「911(アメリカにおける日本の110番と119番に相当する番号)」というロゴマークが。
調べてみると、Pierceは消防車のカスタムパーツを作っている会社でした!
交通安全啓蒙イベントや救助訓練デモもある
消防署の敷地内に入るや否や目に入ってくるのが事故現場を再現したこちらの車。
これは「運転中にスマホいじるとこうなるよ!」という戒めでした。
アメリカでも運転中のスマホ操作は違法(ハンズフリーによる通話はOK)ですが、スマホ操作による事故が頻発しています。
子どもたちに「スマホはダメ!」と教えることで、親への注意も促そうという主旨かな?
この車を使って、レスキュー隊がどうやって事故被害者を事故車から救出するのかデモンストレーションも行っていました。
そしてこちらははしご車をつかった救出訓練デモ。
消防署にある訓練棟を使って、高所に取り残された人を救出するデモンストレーションを行います。
この建物、かなり高いですがこの高さからロープを使ってするすると駆け下りてきます。
消防士はやっぱカッコイイ!
娘(2歳)は消防車について特に熱い思いがあるように見えませんが、息子(3歳)は消防車大好きなので、終始興奮しまくりでイベントとっても楽しむことが出来ました!
アメリカの消防署ってこうやって地域の住民と交流を図るイベントをちょくちょく開催していて、たとえば地元自治体が主催するハロウィーンイベントにも消防車と消防士を派遣してお手伝いをしています。
こうやって地元住民と積極的に交流して、火の扱いや交通安全に関する啓もう活動を行っているんですね。
アメリカの男の子が憧れる職業で常に上位に入る消防士さんですが、やっぱカッコイイです!