【手口解説】クラシファイド広告を使った詐欺はまだまだ横行しているから要注意!

アメリカではCraigslist(クレイグスリスト)に代表されるクラシファイド広告が一般生活に浸透しています。

とっても便利なんですけど、クラシファイドを利用した詐欺も横行しています。

以前、Craigslistを利用した詐欺にあいかけた話を書きましたが、同じような手口を使った詐欺はいろんなクラシファイドサイトで未だに横行しているみたいです。

本日は注意喚起も兼ねて、Craigslist(クレイグスリスト)というネットの情報交換サイトを利用した物販詐欺にあいそうになった経験について...

というのも先日、いらなくなった赤ちゃん用ベッドを参加者が限定されているクラシファイド広告サイト(Craigslistとは別サイト)で売りに出したら、またしても詐欺目的のメールをもらいました。

注意喚起のために、もう一度詐欺野郎の手口を徹底解説します。

実際にもらったメールの文面も載せるので、特にクラシファイドに馴染みのない日本人は注意してください!!

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そもそもクラシファイド広告とは何なのか?

日本ではあまりなじみがありませんが、クラシファイド広告とは、ものを売りたい、買いたいという個人が新聞や雑誌などのメディアに出す広告のことです。

例えばいらなくなったソファーを売りたいと思ったら、「中古ソファー50ドル」という広告を出します。

するとその広告を見たソファー購入希望者が連絡してきて、個人間の売買が成立するというわけです。

クラシファイド広告を載せているような新聞や雑誌には専門のコーナーがあり、家具や洋服、カー用品など、ジャンル別にClassified(クラシファイド:分類される)されているので【クラシファイド広告】と呼ばれます。

クラシファイド広告は物品の売買だけでなく、アパート空き部屋の住人を募集したり、バンドのメンバーを募集したりと、さまざま用途に利用されています。

昔は紙媒体のクラシファイド広告が主流でしたが、今ではCraigslist(クレイグスリスト)に代表されるウェブ上のクラシファイド広告専門サイトが主流となっています。

クラシファイド広告は欲しいものを手軽に格安で手に入れらて大変便利なんですが、その匿名性から詐欺のターゲットにもなっています。

クラシファイド広告を利用した詐欺の手口




個人間売買のトラブルは、日本でもヤフオクやメルカリでよく聞きますよね。

例えば商品を出品して、落札者に代金を振り込ませておいて商品を送らない。

また出品している商品と実際に発送する商品が全然違うとか。

そんな手口が詐欺の代表格だと思います。

ところが、アメリカのクラシファイド広告で横行している詐欺は、出品者をだまそうとするものなのです。

ここが詐欺師の頭がいいところ。

モノを売ってお金を得ようとしている広告主からお金をむしり取ろうとしてくるのです!

手口はこうです。

先日私は不要となったベビーベッドを売るために、とあるクラシファイドサイトで広告を出しました。

「ベビーベッド50ドル、現金のみ、ピックアップのみ」

条件を現金のみ、ピックアップのみとしたのは詐欺防止のためです。

するとすぐに購入希望者と思われる人から連絡がありました。

「Hello , I hope it is still available for sale ? waiting for your response(こんにちは。これまだ買える?連絡待ってます)」

この手の返信はクラシファイド広告ではよくある一般的なものです。

これに対して私はこのように返信しました。

「Yes, it’s available. You can pick it up at my apartment in XXX. Cash only please.(はい、まだあります。XXX市にある私のアパートでピックアップできます。現金のみでお願いします。)」

しばらくすると、このような返信がありました。

「Thanks for your quick response , I’m OK with the description so there is no much to discuss again … I would like to send payment asap to you via Fedex. Please let me know if a certified check is ok. I will be responsible for the pick up, i.e my mover will come for pick up at your location…My schedule is very tight now that’s why i can’t show up . I want you to get back to me with your full name and mailing address so that i can mail the check asap and the deliver to you next-day.I will be looking forward to your reply .」

はい、詐欺決定ですね。

ちょっと長いですが、要点をまとめると

・商品に問題ないのでベッドを買いたい

・料金を支払いたいが、銀行発行の小切手(certified check)で大丈夫か?

・忙しくて自分ではベッドをピックアップできないが、自分が雇った引っ越し業者(my mover)が代わりに取りに行く

・小切手を今すぐFedxで送るので、住所と名前を教えてほしい

というものです。

あれだけCash onlyと言ってるのに、「Please let me know if a certified check is ok.(銀行発行の小切手でOKでしょうか?)」って、頭大丈夫か?って感じですが、引っかかる人がいるんでしょうね。

私はこのメールをもらった時点で詐欺を確信したのでそれ以降は無視しましたが、もしこれに返信すると次のようなシナリオになります。

「実は送付した小切手にはベビーベッド代のほかに引っ越し屋に払う料金が上乗せしてある。換金後、ベビーベッド代の50ドルを引いた残りを、引っ越し業者に送金してほしい!」

そして送られてくる小切手には実際に50ドル+いくらかの料金が記載されています。

例えば、ここでは350ドル記載されていたとしましょう。

この小切手は真っ赤なニセモノなのですが、実は銀行に換金に行くとすぐに換金できます。

というのも、銀行はユーザーの利便性を上げるために小切手が本物だろうがニセモノだろうがとりあえず換金して、時間をかけて小切手の真偽をチェックするのです。

350ドルのお金を手に入れた被害者は、詐欺師に言われた通り50ドルを自分のものとして、残りの300ドルを「引っ越し業者」に送金します。

最近では相手のメールアドレスだけで簡単にお金を送れるサービスがたくさんあるので、受け取り側が仮名でもお金を送れてしまうのです。

あとは引っ越し業者とやらがベビーベッドを取りに来るのを待つだけとなりましたが、いつまでたっても業者は現れません。

そればかりか、後日銀行から「小切手はニセモノでした。」という連絡を受け、350ドルのお金は引き上げられてしまいます。

50ドルを手に入れたと思っていたら、自腹で300ドルを送金してしまったことになるのです!

この例では追加記載の分を300ドルとしましたが、これが1000ドルとか2000ドルだったら...。

この詐欺の巧妙な点は、偽物の小切手が本物のお金に換金できるという点です。

一般的に銀行発行の小切手(certified check)とは、普通の小切手(personal check)より信頼度が高いとされています。

というのも、普通certified checkを発行してもらうには銀行に行って、口座残高を確認して、十分な資金があることを証明して初めて銀行が小切手を発行してくれるからです。

銀行の名前で発行されている小切手なので、受け取ったほうはつい信頼してしまいます。

さらに実際に換金できるので、もうすっかり騙されてしまうというわけです。

よく考えれば怪しさMAXですよね、この手口。

実際に業者が商品を取りに来るなら、その業者にベビーベッド代を現金で払わせればいいわけです。

なぜ小切手を事前に送る必要があるのでしょうか?

また小切手を送ったほうは、相手が指示通りに残りの金額を業者に送金せずにネコババするという心配はないのでしょうか?

メールアドレスだけでお金を送れるなら、ベビーベッド代そのものをそのサービスを使って送金すればいいのになぜ小切手?

と、問題点を指摘すればきりがないですが、だまされる人が続出して一時期全米中で大問題となりました。

詐欺をする側はほとんどリスクなく、しかもメールをコピペで大量に送信することが出来るので、お手軽なんでしょうね。

100人にメール送って1人でも引っかかれば儲けものなんでしょう。もしかするともっと引っかかる人がいるのかもしれません。

クラシファイド広告詐欺に引っかからないために

クラシファイド広告はすごく便利ですが、匿名性が高いゆえにトラブルも絶えません。

詐欺に引っかからないためには

・お金のやりとりには細心の注意を払う
・必ず会ってからお金のやり取りをする
・怪しいと感じたらやり取りを中止する・だれかに相談する

とくにクラシファイド広告にあまりなじみのない日本人は注意が必要だと思います。気を付けてください!

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