カリフォルニアのDMV(Department of Motor Vehiclesの略)に行こうとしている人へ。
絶対に事前予約してから行きましょう!
予約なしで、飛び込みで行くと4時間くらい待つ羽目になります。
今日の記事は私がDMVにてカリフォルニア州免許を取得した際の記録です。
カリフォルニア州免許を取りにいざDMVへ
私が所持している他州発行の免許が切れる!ということで、カリフォルニアDMVに免許切り替え手続きに行ってきました。
カリフォルニア州の免許を取るには、運転免許試験に合格しないと取れません。
でも他州の免許を所持していれば、運転技能試験は免除で筆記試験だけでOk。
残念ながら日本の運転免許を所持していても、運転試験免除にならないようです。
私の場合は切り替え手続き→筆記試験という流れでした。
切り替えに必要な書類はDMVの公式ウェブサイトに書いてあります。
手続きの場所はDMVです。日本でいうと免許センターみたいなところでしょうかね。
ベイエリアのDMVはサンフランシスコ、サンマテオ、レッドウッドシティー、マウンテンビューなどにあります。
DMVでの各種手続きは予約なしでもできますが、事前予約をすることを強くお勧めします。
事前予約なしで行くと、最悪3-4時間待つ羽目になるかもしれません。
私は以前予約なしで行って痛い目を見たので、今回はちゃんと事前予約をしました。
手続きを行ったのはSan Mateo(サンマテオ)にあるDMVです。
DMVに到着すると、予約なしの人々が建物の外まで長蛇の列を作っていました!
これ、全部飛び入り申し込みの人の列です。
ちなみに予約は好きな時間に取れるわけではなく、各地のDMVで空いている日時から選ぶことになります。
私は最寄りのDMVの予約が3か月先まで取れなかったので、仕方なく結構遠いサンマテオのDMVで予約を取りました。
免許の有効期限などがある人は早めに予約しないと、すぐに枠が埋まってしまうみたいです。
カリフォルニア州免許書き換え手続きの流れはこんな感じ
DMVに付くと、最初の受付が「予約あり」の列と「予約なしの列」に分かれています。
私は予約をしていたので、「予約あり」の列で待ちました。
当然ですが、DMV側も「予約あり」の人を先に処理していきます。
だいたい3人予約ありの人を処理したら1人予約なしを受け入れる感じでした。
ちなみに予約ありの列も結構多くの人が待っています。
ここで私は30分くらい待ちました。
順番が回ってきたら、受付デスクで本日の目的を伝えます。
ここでは手続きに必要な書類がそろっているかどうか、係の人が確認をします。
必要書類がすべてそろっていると、整理番号を渡されます。
あとは番号が呼ばれるのをひたすら待ちます。
私は
・他州の免許証
・SSNカード
・グリーンカード
・カリフォルニア州に住所があることの証明(水道代の明細)
を提出しました。
以前は免許更新や書き換え用の書類に必要事項を記入して提出する必要がありましたが、この書類は事前のオンライン提出に切り替わったようです。
事前に提出していない人はDMV内にパソコンがあるので、そちらからでも提出できます。
無事整理番号をもらえたら、あとはひたすら自分の番号が呼ばれるまで待ちます。
DMVの込み具合にもよりますが、私の場合は1時間近く待ちました。
最初の受付を終えると、もう予約あり・なしは関係ないです。
でも予約をしないとここまでたどり着くのに数時間かかります。
さて、自分の番号が呼ばれたらカウンターにて書類の手続きです。
事前にネット提出した書類を係の人がプリントアウトして持ってきて来てくれます。
そして、住所や氏名・生年月日に間違いがないかを確認するように言われます。
間違いがなかったら、必要個所に署名し、手数料を支払います。
クレジットカードは使えません。
デビットカードはOKです。
さらにこの受付で右親指の指紋を登録します。
指紋を登録するのは、おそらく替え玉受験などが起こらないようするためです。
指紋と書類を紐づけするんですね。
なかなかハイテクです。
この手続きを終えたら、次は写真撮影です。
写真撮影はまた順番待ちでした。私はここでも15分待ちました。
写真は撮影する前に指紋で本人確認をします。
指紋と書類と写真が紐づけされました。
写真撮影が終わると、いよいよ筆記試験です。
筆記と言ってもタッチスクリーンのパソコンを使ったコンピュータ試験です。
でも、会場では紙のテストを受けている人もいたので、紙でも受けられると思われます。
その辺はよくわかりませんが、私は有無を言わさずにコンピュータ試験でした。
パソコンには指紋認証デバイスが付いていて、指紋をかざすと自分の情報が出てきて試験が始まります。
ちなみに
カリフォルニア州の免許試験は日本語でも受験することができます。
特に事前申し込みはいりません。
コンピューター画面の最初に言語を選ぶページがあるので、「日本語」を選択するだけです。
私はネットに落ちてる無料の練習問題を英語で受けていたので英語で受験しましたが、風のウワサによると日本語のほうが簡単なようです。
たぶん翻訳の関係で問題のバリエーションが少ないからだと思います。
あくまでもウワサですけどね。
免許の試験はすべて選択問題。全部で46問あって、38問正解すれば合格です。
分からない問題は3問まで飛ばすことができ、飛ばした問題は最後に再び出題されます。
制限時間は30分で、割とたっぷりとあるので焦らなくても大丈夫。
とはいえ、答えを選ぶとその場で正誤がわかるので、続けて間違えると結構焦ります。
私も最初に立て続けに間違えて焦りまくりました。
これはまずいと深呼吸して、冷静になり、答えが確かではない問題は飛ばすようにしました。
それでもたまに間違えてさらに焦る羽目になりましたが。
結局合格出来たからよかったものの、もし落ちてたらまたこの長い作業を繰り返すのか?と思ったらちょっと怖いです。
ちなみに38問正解した時点で試験は合格。途中でも終了となります。
合格すると所持している他州の免許に穴あけパンチで穴をあけられ、代わりにカリフォルニア州仮免許を発行してくれます。
ぺっらぺらの紙切れです。
有効期限が2か月あって、それまでに本物の免許が郵送されてこなければ紙の仮免許を更新することになります。
他州からカリフォルニア州免許への切り替えはこんな感じの流れです。