アメリカ車修理詐欺の手口。「格安でキズ直せるよ!」と言ってくる連中は詐欺だよ!


先日、信号待ちをしていたら後ろからピックアップトラックに追突されてしまいました。

幸い家族にけがはありませんでしたが、我が家のトヨタカローラは後部バンパーがべこっと凹んでしまって見た目がブサイク。

今回のカマ掘り事故の場合、相手の責任10割で、相手の保険を使って修理できるので経済的負担がなかったのがせめてもの救いです。

さて修理までの間に、このバンパーべっこり状態で走っていたら、出先の駐車場なんかで話しかけられることがありました。

「格安で凹みを直せるんだけど、話聞かない??」

普通に修理工場で見積もりを頼むと1000ドル以上はする修理費用が、なんと数百ドルという格安価格で修理可能と言うんです。

もし自分のお金で修理しなければいけなかったらつい頼んでしまいそうですが、実はこれ、アメリカではよくある詐欺なんです!

絶対にお願いしてはいけません!

今回は、アメリカでよくあるこの手の「格安で修理してあげる・格安で直せるところ紹介してあげる詐欺」についてご紹介します。

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格安修理詐欺はどんな手口なのか?


アメリカ人ってちょっとくらいの傷や凹みはあんまり気にしないで車に乗るんですよね。

後ろや横を擦っちゃったり、ひどい場合には私の車のようにかなりべっこりと凹んでるのに修理もせずに走っている車を街でよく見かけます。

格安修理詐欺は、そんな車をターゲットにしています。

詐欺師はスーパーの駐車場なんかでそういう車を物色し、運転手が帰ってくるのを待っているんです。

そして、運転手を見つけると、

「格安でヘコミを直せるんだけど、話聞かない??」

と話しかけてきます。

正規の修理工場に依頼すれば1000ドル以上もする修理費用が、数百ドルの格安で済むというのです。

くわしく話を聞いてみると、詐欺師はこんなような話をします。

  • 自分は車の修理工場に勤めていて、勤務先には内緒で出張修理をやっている
  • これは近々独立するための宣伝活動
  • 修理の仕上がりに満足したらぜひ友達に自分のことを宣伝しておいてほしい
  • これは宣伝だから、修理費は格安でいい
  • 相手を信頼させるため、実際に存在する修理工場のビジネスカードを渡してくる詐欺師もいるようです。

    そして運転手が修理をお願いすると、詐欺師はその場でワックスのようなものを傷に塗りたくります。

    なかには凹んだ個所を道具でさらに凹ませて、ぬりぬりする奴らもいるそう。

    そして、

    「仕上がりには約24時間かかるから、24時間後にワックスをふき取ってくれ」

    と言って料金を請求します。

    小切手やクレジットカードは受け付けてくれません。

    絶対に現金です。

    持ち合わせがないというと、値下げに応じてくれたり、ATMまでついていくからお金をおろすといいという輩もいるみたいです。

    お金を払い、言われたとおりに24時間後にワックスをふき取ると、あれ?傷がそのまま!

    酷い場合はワックスが完全に乾いてしまって全然取れないってこともあるそう。

    ここで、運転手はやられた!と気付くわけです。

    これがよくある格安修理してやる詐欺です。

    結局ちゃんとした修理屋さんにワックスをふき取ってもらう料金が余計にかかってしまう

    修理詐欺に引っかからないようにするためには?

    上手い話には裏がある

    どんな詐欺でもそうですが、「上手い話には裏がある」と疑ってかかること。

    これが詐欺から身を守る鉄則です。

    車の修理に関しては、ネットでクチコミなんかを調べて信頼できる整備工場にお願いすること。

    多少料金が高くても、信頼できるところにお願いしたほうがいいと思います。

    安くてもひどいところにお願いしたら、もしトラブルになった時に結局時間とお金が余計にかかってしまいます。



    直感を信じよう

    あと、自分の直感を信じることですね。

    私の場合はスーパーで買い物中に話しかけられたのですが、話しかけてきたやつらは見るからにガラの悪そうな連中でした。

    5人くらいで巨大なSUVに乗っていて、全員ヒップホップ系のファッションに身を包み、ガムをくちゃくちゃやっていました。

    タバコをぷかぷかやってたやつもいましたね。

    そんな怪しさMAXのお兄ちゃんが、

    「そのキズ安く直せるよ?」

    とニヤニヤしながらこちらへやってきたのです。

    昼間でしたが、ちょっと恐怖を感じたので、なるべく笑顔で

    「ごめん。これ、相手の保険でタダで直すんだ。でも、ありがとう。」

    といって、丁寧にお断りしました。

    するとそれ以上しつこく誘ってくることもなく去って行ってしまいました。

    次に話しかけられたのは、車で信号待ちをしている時です。

    うしろについた車が、クラクションをプップー鳴らすので、

    「抜きたいのか?」

    と思って青信号になってから路肩によって車を止めると、真横にぴたりと付けてきて、

    「そのヘコミ、100ドルで直せる方法知ってるよ。ここじゃ通行の邪魔になるから、あっちに車止めて話そう!」

    と言われました。

    話しかけてきたのは、ボロボロのセダンに乗ったロン毛の中年オジサンです。

    最初のヒップホップ野郎に比べると恐怖はありませんでしたが、これも怪しさMAXだったので、

    「ごめん、もう保険で直すことにきめたから。」

    といって、お断りしました。

    私の場合はそもそも修理費用を自己負担する必要がなかったのと、たまたま話しかけてきた奴らがすーごく怪しい連中だったんで、これは何かあるな!と直感で詐欺被害を回避できました。

    でも、もしこれが身なりのしっかりした奴に話しかけられたら...。もし自腹で直さなくてはいけなかったら...。

    そう考えるとちょっと恐ろしいですね。

    みなさんも十分お気をつけ下さい。

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